2015/03/12

JR 東海飯田線【旧我科停留所跡】

飯田線はそもそも路線建設も凄惨を極めた難工事に始まり、ダム建設に伴う路線付け替え等歴史を辿るという観点で見どころ満載の路線である。ところが天竜峡周辺からそもそも線路に近づくことすら困難を極め、路線自体を観察することが難しく悩ましいが少しずつこの目で見ていきたいと思う。

そんな飯田線の遺構についてはまだまだこれからだが、飯田線としては驚くべきアクセスの容易さを持つ廃駅がこの我科停留所跡である。

国鉄による買収前の三信鉄道時代の 1936 (昭和 11) 年に開業し、1943 (昭和 18 ) 年の国鉄買収時に廃止となった。つまり 7 年という短期間しか営業することの無かった駅である。そして今もホームの跡が残る。歴史の証人として末永く残って欲しい。2015/02/21 撮影。


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